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小児科専門:一般診療・乳児健診・予防接種 

RSウイルス

RS検査は重症化しやすい月齢の子どもに検査をし入院(酸素や点滴)が必要か、自宅で注意深く観察が必要かを知るのに参考にする検査です。軽症では風邪であり検査の必要はありません。
ヒトメタニューモウイルスも同様に考えます。
どちらのウイルスも治療はなく自然治癒します。
保険適応はRSウイルス1歳未満、ヒトメタニューモウイルス6歳未満です。

2023.8.25 こども家庭庁より
「保育所、認定こども園等におけるRSウイルス感染症等への対応について 」通達がありました。
RSウイルス感染症は、何度も感染と発病を繰り返し、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%、少なくとも1度は感染するとされています。
症状は、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々で、初めて感染発症した場合は重くなりやすく、
生後6ヶ月未満で初感染した場合、細気管支炎、肺炎で重篤な症状を引き起こすことがあります。
そのため、特に生後6ヶ月未満の乳児について、感染を避けるための注意が必要です。
RSウイルスは接触感染、飛沫感染で広がります。
「保育所における感染症対策ガイドライン」にも記載されているとおり、RSウ イルス感染症を含めて、一般的な感染症対策として、それぞれの感染症の特性を考慮した上で、症状が回復して感染力が大幅に減少するまでの間、罹患児の登園を避けることを保護者に依頼する等の対応を行うことが重要です。なお、検査の実施の必要性の有無は医師が判断するものであり、保育所や認定こども園等は、一律に保護者及び医療機関に対し検査の実施を求めないようにしてください。

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